こんにちは。2022年3月に新築したセイヨウです。
我が家では玄関側から庭に続くせまい道を、DIYでレンガの小道にしました。
こんな感じです。

実はこれ、最初に着手してから完成まで2年もかかりました(笑)。
本記事では、このレンガの小道を作る手順や、レンガを配置する際に気をつけたこと、オススメする理由をまとめます。
これからレンガの小道をDIYしたいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
もくじ
我が家のレンガの小道について
まずは、我が家のレンガの小道について説明します。

この小道は、玄関から庭に行く通路に作りました。
上から見ると次の場所です。

昔からレンガの小道にあこがれていたので、この通路をDIYでレンガの小道にすることにしました。

最終的にはこちらになりました!

レンガの小道を作る手順
では、わたしがDIYをしてレンガの小道を作った手順をまとめます。
最初の状態は土
こちらが最初の土だけの状態です。

さすがにこれだけでは残念な感じですよね。
上の写真ではまだフェンスもついていない状態なのでさらにみすぼらしく見えます。
どのレンガを使うか考える
新築を建てたときから「レンガの小道」を作りたいと思っていましたが、どのレンガがいいのかなやんでいました。
我が家の屋根がダークブラウンなので、レンガの色もそれに近いものを考えていました(参考:西洋風の家の瓦はどうする?どのメーカーで買える?)。

屋根をもっと近くで見るとこんな色味です。

ホームセンターを回遊したり、ネットで調べていましたが、レンガって意外と高い!
最終的には、安くて見栄えもいい昭光物産のハーモナイズドブリックを選ぶことに。

じゃっかん、赤っぽい色味ですが濃い目の茶色なのでOK。
このレンガを気に入っている理由は、色味が単調ではなく、いろいろな色が混じっていることです。
最初に買った当時(3年前)は100円ぐらいで買えていたのに、今はだいぶ値段が上がっています……。
どうやってレンガを組むか考える
さて、肝心なのはレンガをどうやって並べるかです。

ためしにおおよその線を書いて、そのまま並べてみました。
最終的にはこちらのように茶色いレンガに黄色いレンガをすこし混ぜて、クネクネさせながら配置しました。

では、ここに行き着くまでに考えたパターンを紹介します。
【思考1】茶色をまっすぐ
最初にイメージしていたのは、次のようになにも考えずに一色でまっすぐに敷くこと。

うーん。なんというか、おもしろみがないですよね……。
【思考2】茶色+黄色をまっすぐ
そこで、黄色いレンガも適度に混ぜてみるのはどうでしょうか?

ちょっとマシになりました。
でも4列というのは広すぎるかな?
【思考3】3列にしてみる
3列にするパターンも試してみます。

3列は小道としては細すぎるので4列に決定しました。
【思考4】茶色をくねくねさせる
今度は道をくねくねさせてみたイメージをどうぞ。

これはいい感じでは?!
【思考5】黄色をくねくねさせる
念のため、黄色いレンガ一色のイメージを見てみます。

土の色とのコントラストが落ちるため、茶色のほうがいいです。
【思考6】茶色+黄色すこしでクネクネ道に決定
最終的には、茶色+黄色すこしでクネクネ道にすることに決定!
実際に並べてみたのがこちらです。

なお、レンガを30個ぐらいずつ購入しては試し……を繰り返していました(笑)。
土を掘ってレンガを埋める
レンガの配置が決まったので、いよいよ土に埋める作業です。

コンクリートにするかどうかは最初から悩みませんでした。手間が増えて大変だし、お金がかかるからです。
レンガの高さと地面の高さを同じぐらい(厳密にはレンガがほんのすこし高い)になるように土を掘り、そして砂を底に入れます。

掘ったところに砂を敷き、土のガタガタを平らにして、その上からレンガを載せていきました。
途中でジューンベリーを植えたりしながら(参考:サイドガーデンをベリーストリートに)。

なお、レンガの高さがなるべくそろうようにトライしましたが、水平器も糸も使わず、感覚だけでやったのでぜんぜんそろっていません。
まぁ、それも素人のDIYらしくていいですね。そこまで完璧にやろうとするとなかなか前に進みませんから。
レンガの隙間を砂で埋める
最終的にすべてのレンガが埋められました。けっこう大変。

レンガとレンガの間に隙間があるので、ここに砂を埋めていきます。

砂を入れてから2回ぐらい水をかけ、砂がぎゅっと詰まるようにしました。
最終的に砂が入った状態がこちら。

砂は、このレンガと同じメーカーの砂がおすすめです(なんとなく)。なんでもいいけど。
レンガを配置する際に気をつけたこと
今度はレンガを配置する際に気をつけたことをまとめます。
なめらかになるように
まず一番気を配ったのはクネクネが滑らかになることです。

これがけっこう難しいんですよね。
近くで見ているとわからないんですが、離れて見ると「なんだこりゃ!」と思うほどガタガタになっています。
こちらの初期の状態をご覧ください。

ぎこちない感じですよね……。
滑らかさの確認ポイントは、離れて確認することです!
レンガとレンガの境目がそろわないように
レンガの小道を作るときに気をつけたことの2つ目は、レンガとレンガの境目がそろわないようにすることです。
これはすこし説明が必要ですよね。次の画像をご覧ください。

この画像の下のほうを拡大して見てみましょう。

どうですか? レンガの醍醐味である「互い違い」の境目が台無しです。
なぜこんなことになるのかというと、内側のカーブと外側のカーブの緩やかさの差です。

わたしの場合は、適度にサイズの違うレンガをはさむことで境目をそろわせないようにしました。

レンガを割るときは、レンガタガネで割りましたよ。

くわしくはハーモナイズドブリックとは?タガネで割れるの?をご覧ください。
レンガの色が自然になるように2種類混ぜた
レンガの小道を作るときに気をつけたことの3つ目は、色が不自然にならないことです。
先述したように、レンガが一色だとなんだか物足りなく感じました。

そこで黄色いレンガも混ぜてみました。

法則性があると不自然なので、黄色の散りばめ具合は難しかったです。
これも遠くから離れて見て、黄色が多すぎないように気をつけました。
あと、メインの小道とサブの道を合流させるところは、すこし苦労しました(下記画像)。

メインの小道は茶色を主に。
そして玄関からの抜け道は黄色にして、デザイン的にも区別しました。
完成したのがこちら。

こうすることで、メインの小道に黄色が混じっているのも、茶色の道と黄色の道が合流して2色が混じっている……みたいな解釈ができます。
レンガの小道をくねくね道にするのをオススメする理由
最後にレンガの小道をくねくね道にするのをオススメする理由を紹介します。
まっすぐにするとおもしろくない
まず1つ目の理由は先述したように、まっすぐの道だとおもしろくないからです。

くねくねさせることで、単調じゃなくなり、ダイナミックになりました。

くねくねにすると距離も長く見える
レンガの小道をくねくね道にするのをおすすめする2つ目の理由は、距離が実際よりも長く見えることです。

さきほどのAIで作った画像と比べてみますね。

見比べると、くねくね道のほうが断然、距離があるように見えます。不思議ですねぇ。
木を植えられる
レンガの小道をくねくね道にするのをおすすめする3つ目の理由は、木を植えられることです。

もうすこし上からの視点で見たほうがわかりやすいですね。

こんな感じで、くねくね道にすると、広いスペースをあえて作れるため、スペースが狭くても木を植えられます。
ちなみに、植えたのはジューンベリーです。

5月ぐらいになると実がなり、ジャムにするとおいしいですよ(種は大きめだけど)。
まとめ
2年ほどかけて作ったレンガの小道は大変でしたが、やってよかったです。
なお、この小道沿いにはブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリーなどを植えています。
また、レンガを使って立水栓もDIYしたので、こちらもぜひご覧ください。
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