こんにちは。2022年3月に新築したセイヨウです。
春や秋はガーデニングや家庭菜園の季節です。
うちも畑をつくって何か植えてみたいと思っていました。でも畑っておしゃれじゃないかなと思って躊躇していたんです。
いろいろと調べた結果、西洋風の「レイズドベッド(ガーデンボックス)」がよさそうと思い、DIYしました!

本記事では、レイズドベッドとは何か、そして設置の手順、実際に使ってみて感じた「5つの大きなメリット」をご紹介します。
もくじ
「レイズドベッド(ガーデンボックス)」とは?
今回設置した「レイズドベッド(Raised Bed)」とは、園芸用のプランター(花壇)の一種です。
次の写真ように、土を持ち上げてつくる花壇や菜園スペースのことを指します。

木材やレンガなどで「枠」をつくり、その中に土を入れるのが基本的な構造です。
市販品もたくさんありますが、わたしは自分の庭のスペースにぴったり合うものがほしくて、DIYに挑戦しました。
我が家でつくったのは木材製のレイズドベッドです。
「レイズドベッド(ガーデンボックス)」をつくる手順
では、わたしが「レイズドベッド(ガーデンボックス)」をつくった手順を紹介します。
庭のこのあたりにつくろうと思います。

この手前にあるネギのプランター、気に入ってないんですよね(笑)。
レイズドベッドは、こういう感じでつくります。

木材を購入
まずは、ホームセンターで木材を手に入れてきました。

購入したのは、幅:182cm × 高さ:20cm × 厚み:2cmの杉の板です。

これを3枚購入し、1枚はちょうど半分の長さで切ってもらいました(ホームセンターで切ってもらえる)。
上の写真の左下にあるのは、家を建てたときに大工さんにもらった廃材です。
杉の木にしたのはズバリ安いから(笑)。そのうえ、軽いし、木目もきれいに出るので使い勝手がいいんですよね。
この廃材で柱をつくり、地面に埋めて固定しようと思います。
ネジをしめる
家にあった長めのネジを使って、インパクトドライバでとめていきます。

定規で測ったりもせず、いきなりネジを入れていきました。

ちなみに、インパクトドライバは3年前に新築を建ててから使いはじめました。
最終的には1箇所につき、5本のネジをとめましたよ。

次の写真のように、四角くなるようにしました。

ネジをとめる場所なんかは本当に適当です(笑)。
わたしが持っているインパクトドライバ
穴を掘る
そして次の作業は、一番の重労働である穴掘りです。
穴を掘る場所を決めるために、さきほど組んだ木枠を置いてみました。

愛犬のメルちゃんも、なんかテンション上がっていますね(笑)。
やっかいなことに、我が家の庭は芝生なので、これをひっぺがすのが大変!

ひたすらシャベルで掘って、掘って。
せっかくなので今回掘った芝生(こっちのほうが元気)を活用し、弱っている場所の芝生と交換したりしました。

こういうことをやっていたので、かなり大変でしたよ(笑)。
そして、こんな感じで掘れました。

4箇所の角には棒の部分を埋めるので、深めに掘ります。

そして合体です! せーの!!

ちょっとだけ地面より浮いてしまっていたので、角の部分はもっと掘りました。
土を耕す
野菜を植えまくりたいので、土を耕していきます。

ひたすらシャベルで掘って土を柔らかくするのみ。

その上から買ってきた堆肥を入れ、さらにまぜまぜ。

最終的には、このぐらいの高さになりました。
ガーデンブロックを着色
ガーデンブロックを設置して半年ぐらいしたときに、キシラデコールで着色しました。
我が家ではウッドフェンスの塗り替え用に「104 エボニ」の16リットルを常備しています。
これで2度塗りしました(塗って1日乾かし、もう一度塗る)。

どうでしょうか? なかなかいい感じになりました。
ただ……内側には塗っていません(下の画像を参照)。

なんとなく野菜を植えるので、塗料が溶け出したりしたらイヤだなと思って。
レイズドベッド(ガーデンボックス)5つの利点
では、実際に庭にレイズドベッドを設置して気付いたメリットを紹介します。
理想の土でスタートできる(土壌管理がラク)
レイズドベッドの1つ目の利点は、理想の土でスタートできることです。
庭の土がどんな状態でも関係なく買ってきた土(野菜用、花用など)をドサっと入れるだけで、理想的な土壌環境が完成します。

これが最大のメリットかもしれませんね。
水はけ抜群で根腐れ防止
レイズドベッドの2つ目の利点は、水はけがいいことです。
地面より高い位置に土があるため、水はけが非常にいいのです。

大雨が降った後も水が溜まりにくく、植物の大敵である「根腐れ」を防ぎやすくなります。
ジメジメした場所が苦手なハーブ類にも最適ですね。
作業しやすい高さ
レイズドベッドの3つ目の利点は、作業のしやすい高さであることです。
これも地面より高いことが要因ですが、やはり作業がラクになりますね。
オシャレ
レイズドベッドの4つ目の利点は、見た目がスッキリでオシャレな菜園になること。

「ここからここまでが菜園スペース」というエリアが木枠で明確になるため、庭全体がスッキリと整理されて見えます。
ごちゃごちゃしがちな家庭菜園も、これならおしゃれな「ガーデン」の一部として楽しめます。
雑草との戦いが減る
レイズドベッドの5つ目の利点は、雑草との戦いが減ることです。

地面と区切られているため、雑草の侵入が減ります。
もちろん、土に紛れ込んだ種から生えることはありますが、地続きの花壇に比べたら雲泥の差。
ただ、芝生が地面から侵入してくるので、地面の中もちゃんと対策しないといけませんね……。
まとめ
「レイズドベッド(ガーデンボックス)」を自作してみて、素直にやってよかったです。
もし、洋風の家で家庭菜園をしてみたいならレイズドベッドの導入を強くおすすめします!
DIYならコストも抑えられますし、庭にぴったりのサイズでつくれますよ。
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