蛇口をアンティーク調のゴールド(Herischen社)に!水漏れ・ホースの接続トラブルの解決方法も紹介

こんにちは。

庭の立水栓があまりにもカッコ悪い状態のまま2年半が経ってしまいました。

重い腰を上げ、立水栓をレンガにし、オシャレなゴールド蛇口に!

庭の立水栓をレンガに
庭の立水栓をレンガに

本記事ではHerischen社製のアンティークの蛇口(2口)に変更する手順を紹介します。

日本製ホース用の接続部品が合わなかったり、水漏れしたりと苦戦しましたが、わたしがトラブルを乗り越えた過程をまとめたので参考にしてくださいね。

Herischen社のアンティーク蛇口(2口)とは?

わたしが購入したHerischen社のアンティーク蛇口(2口)はこちらです。

うそくさいゴールドではなく、アンティーク調のゴールドでオシャレですよね。

そして、こちらのように2口ふたくちになっているんです!

つまり片方の蛇口にホースをつないだまま、もう片方の蛇口を使えます。

こちらがホースをつなぐ部分ですね。

日本製のホースはサイズが合わないので買い直す必要がありますが(後述しています)。

こちらは蛇口のハンドル(回すところ)です。

マンガなどに出てくる船の舵のようですね。

こちらは水が出るところ。

飾っているだけで絵になります(←ちゃんと設置しろ)。

Herischen社のアンティーク蛇口を設置する手順

Herischen社のアンティーク蛇口を設置する手順をまとめます。

水道の元栓を閉める

まずは水道の元栓を閉める必要があります。

家の敷地内にあると思われる水道メーターのところで元栓を閉めましょう。

元栓を閉めると、当然ながら家じゅうの水が使えなくなります。

閉めるときは計画的に(笑)。

古い蛇口を外す

元栓を閉めたら、現在使っている古い蛇口を外しましょう。

立水栓のもとの状態
立水栓のもとの状態

「でも、どうやって?」と思いますよね?

じつは、ふつうのネジみたいに反時計回りに回すだけで簡単に取れるんです!

回すだけで取れるなんて、思ってもみなかったのでびっくり(けっこうきつく締まっていましたが)。

そして、新しい蛇口を時計回りに回してはめると完成!

……のはずが?!

え? なんか蛇口の向きがおかしい?!

どういうこと?

蛇口が横向きになってしまいました。これだと水が真横に出るじゃないですか(笑)。

これ以上は力を入れても回せないし、ゆるめてしまうと根本から水が漏れます。

どうしたらいいのでしょうか?

蛇口の根本のネジ部分にシールテープを巻く

実はシールテープというアイテムを使う必要があります。

シールテープとは配管のつなぎ目に貼るテープのこと。テフロン製で表面に細かな凹凸があります。

金属同士を繋ぐ配管の際に生じる微妙な隙間を埋め、水漏れを防いでくれるテープです。

ホームセンターでも200円程度で売っていますよ。

このテープを蛇口の根本に、テープを引っ張りながら「回し貼り」をします。

上の写真のようにこちらから見て「時計回り」に貼るのがコツです。

逆に反時計回りだと剥がれやすくなるので、かならず時計回りに巻きましょう。

7回、8回ほど巻いてから、ネジの凹凸にテープがちゃんと食い込むようにそっと押します。

押す際には、ネジ部分で指を切らないように気をつけてください。金属なので乱暴にするとケガしますよ。

このシールテープを貼ることで、水漏れを防ぐのと同時にテープの厚み蛇口の止まる位置が変わってくれます

新しい蛇口をつける

ではシールテープを貼った新しい蛇口を取り付けます。

シールテープをぐるぐると巻いたおかげで、こちらの写真のように蛇口が下向きで止まるようになりました

家にある蛇口によって巻く回数は変わると思うので、調整してくださいね。

わたしの場合、シールテープを10回以上巻いたかな。

そして設置が完成した写真を別の角度からご覧ください。

めちゃくちゃオシャレですよね!

ちなみに立水栓のレンガもわたしがDIYしました。

レンガで立水栓をDIYした手順はこちらにまとめています。

庭の立水栓をレンガに

水道の元栓を開く

当然ですが、最後に水道の元栓を開くのを忘れずに。

【問題発生!】日本製のホースがつなげない?!

ここまでで、蛇口を設置した手順を淡々と書いてきましたが、こんなにすんなりとはいっていません。

実はこのHerischen社の蛇口は海外製であるため、日本製ホースとは規格が合わないんです

我が家で使っているのは、タカギ社のこちらのブラウンのホース。

水道の蛇口に接続する部品をメジャーで測ってみました。

穴の部分が2cm程度ありますね。

おそらく日本では標準的な接続部分だと思いますが、Herischen社の蛇口にくっつけるとゆるゆるです

金属製ネジニップル「PL60-21B-13」を購入

そこで接続部分を購入することにしました。オススメは、SANEI社の金属製ネジニップル「PL60-21B-13」

Herischen社の蛇口と同じようなゴールドです(残念ながらアンティーク調ではない)。

「呼び13用」「G1/2」と書かれています。意味はよくわかりませんが……。

袋から取り出したものがこちら。

アンティーク調ではありませんが金色ですね!

この部分だけシルバーだと微妙なのでうれしい。

もとから付いていたHerischen社の蛇口を横に置き、2つを並べてみました。

左:SANEI社・右:もともとのもの
左:SANEI社・右:もともとのもの

左側がSANEI社の金属製ネジニップル「PL60-21B-13」です。

外国製の右側とくらべると、かなり大きめです。

今度は上からネジの部分のサイズも見てみましょう。

左:SANEI社・右:もともとのもの
左:SANEI社・右:もともとのもの

同じですよね。でも目の錯覚か、SANEI社の金属製ネジニップル「PL60-21B-13」のほうが大きいように見えるような?

ところが水が漏れた

ではさっそく取り替えてみます。

ネジを回して取り付け、元栓を開いて水を出してみると……

蛇口とネジニップルの境目からなんと水が漏れました。「水漏れ」というか、壮大にあふれています。

さきほど、穴の大きさがじゃっかん大きく見えたのは気のせいではなかったようです……。

そこで、蛇口を接続するときに使ったシールテープをHerischen社の蛇口の接続部分にグルグルと巻いてみました

じゃっかん、テープが太かったので半分ぐらいの太さに折ってから巻きました。

その上からSANEI社の金属製ネジニップル「PL60-21B-13」を接続すると……

これがナイスアイデアだったみたいで、水漏れが完全になくなりました!

ただし、シールテープがほんのすこしだけ見えています。

まぁ、あまり気にならないかな?

【大問題】そもそも不良品だった

「接続部分から水漏れがした」というお話をしましたが、それ以前にこの蛇口が不良品でした。

結論としては、販売者に連絡して、代替品を送ってもらって解決しましたが、けっこう苦戦しました。

どう不良品だったのかというと、水漏れです。

こちらのように水道をしっかりと締めても、ポタポタと水が落ちていたんです。

「3,000円ぐらいの安い商品だからそういうものなのかな?」とも思いましたが、やっぱりイヤなので分解することに。

分解して、あらゆるところをシールテープを巻き、水漏れを解決しようとしましたが、まったくできず。

こんな感じで、部品にシールテープをグルグル巻きにしまくりました。

それでも解決しないので、販売者に連絡しました。

この、シールテープで試行錯誤した写真を送って「不良品だと思うので交換してください」とお願いしたところ、すぐに応じてくれましたよ。

そして先述したように、代替品を取りつけると水漏れは完全になくなりました。そんなこともあるんですね。

こんなことなら、すぐに交換をお願いしてたらよかった(笑)。

【追記】蛇口ハンドルがゆるんだらドライバーで締める

この蛇口を設置して1か月経ったころ、なぜか蛇口ハンドルが緩んでいました

幸か不幸か、分解して構造を理解していたので、こちらのようにドライバーでネジをしめることに。

たったこれだけで直るので「蛇口ハンドルがゆるくなったな」と思ったらすぐにやってみてくださいね。

まとめ

今回紹介したHerischen社のアンティーク蛇口を、3,000円台で購入しました。

オシャレで大満足でしたが、本記事で紹介したようにかなりてこずったため、安いものには注意が必要だと思いました。

でもこの記事を読めば、気をつけることがばっちりとわかるので、ぜひ参考にしてくださいね。

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