こんにちは。
よく見かける「洗濯機を設置するところ」ってかっこ悪くないですか？
わたしが言っているのは、プラスチックの四角い受け皿のようなコレのことです。
「洗濯機パン（防水パン）」と呼びますが、家を新築したりリフォームする際に、これは必要なのか気になりますよね。
我が家では洗濯機パンをやめ「洗濯機置き台」を設置しました。
本記事では洗濯機置き台を実際に2年6か月間使っているわたしが感想を紹介します。
洗濯機パンは必要？
そもそもですが「洗濯機パンは必要なのか？」と気になりますよね。
洗濯パンは、洗濯機の排水部分から水漏れをしたときや、ホースがなにかの拍子に外れたときのためにあります。
こちらの画像のように、水が外部に漏れず、排水口から流れていく仕組みになっているのです。
もし水漏れをしてしまったら、この洗濯パンがないと洗濯機を置いている洗面所の床がびしょびしょになってしまいそうですよね。
そう考えると「洗濯パンはやはりあったほうがいいのでは？」と思いますが、カッコ悪いので設置したくない……。
ご安心ください。実は、洗濯機パンはなくても問題ありません。
最近の洗濯機は性能がいいので、故障したりホースが外れたりすることがほとんどなくなりました。
実際にわたしも新居に引っ越してきて2年6か月が経ちましたが、一度も水漏れはしたことがありません。
上の写真は我が家の洗濯機用の排水口です。
1年に2回は自分で洗濯機の排水口を外して掃除をしていますが、まったく問題ありません。
洗濯機パンの代わりに「洗濯機置き台」を設置
では洗濯機をそのまま床に置くのでしょうか？
そのまま置いてしまうと、洗濯機の下にたまったホコリを掃除しにくいです。
それに、なにかを洗濯機の下に落としてしまったときに拾うのが大変でしょう。
そこで、我が家では洗濯機パンの代わりに、次の写真の「洗濯機置き台」を購入しました。
その名のとおり、洗濯機を置くための台です。厳密には株式会社ライズクリエイションの洗濯機台です。
サイズなどの詳細はこちらになります。
| サイズ | 幅48〜67cm×高さ9〜13cm |
|---|---|
| 耐荷重 | 400kg |
| カラー | ブラック・ホワイト |
耐荷重が400kgもあることにびっくりしますが、これには理由があります。
次の写真にあるようなしっかりとした「ジャッキ（柱）」×8つで支えているため頑丈なのです。
こちらはジャッキ（柱）を拡大した写真。
我が家のドラム式洗濯機はPanasonicのNA-VX3800で、サイズ：639×1021×722、重さ：75kgです。
大きい洗濯機ですが、これでも75kgなんですね。つまり、耐荷重が400kgの洗濯機置き台にとっては余裕の重さです。
ゆえに、洗濯しているときに「グラグラして落ちそう！」と思ったことは一度もありません。
タイヤがついているので動かせる？
そしてこの洗濯機置き台には、次のようなタイヤがついています。
この写真のように、プラスチック素材のタイヤが二重になっていて丈夫です。
「タイヤがついている」と聞くと、洗濯機を簡単に動かせそうなイメージですよね？
ところが、そんなに簡単には動かせません。
さきほど紹介した「頑丈なジャッキ（柱）」で支えているため、これらを一度ゆるめないと動かせないのです。
このジャッキ（柱）の先端がネジ式になっていて、長さを調整できます。
そのため、先端を回すことでジャッキが短くなりますが、わりと大変です。そもそも、洗濯機の裏側にあるジャッキに手が届きません（笑）。
つまり、洗濯機置き台を手前に引いて動かし「洗濯機の下を簡単に掃除できる！」というのは現実的ではないということ。
できなくはないが、強烈にめんどうくさいです（笑）。
とはいえ、洗濯機置き台のおかげで洗濯機はけっこう浮いています。
フローリングワイパーなどでホコリは簡単に取れますよ（下の写真を参照）。
洗濯機置き台は組み立てる必要がある
この洗濯機置き台は、自分で組み立てる必要があります。
次のような「組み立て方を説明している紙」が入っているので、見ながらやれば大丈夫ですが。
同封されているメジャー（下の写真の緑色のもの）を使って、洗濯機の大きさに合うように組み立てましょう（48〜67cmの間で長さを調整できる）。
【追記】2年半後の様子
2年半使っている写真を撮影したので紹介します。
もう少し近くで見てみましょう。
こんな感じで、壊れているところもヒビなどが入っているところもありません。
なお、我が家ではこの写真にある「ドラム式の洗濯機」を使って、洗い×2回＋乾燥×1回を毎日しています。
まとめ
今回は我が家で使っている洗濯機置き台を紹介しました。
値段も3,000円台で購入できるし、頑丈で安心感もあるし、なによりかっこ悪くならないのでオススメですよ。
ぜひ、おしゃれな洗面所にしたい場合は「洗濯機パン」ではなく「洗濯機置き台」を使ってみてください。
