窓の配置・レイアウトに注意!ラインをそろえると美しい

東側の窓のライン

こんにちは。

家の窓を配置するとき、いろいろと考えることがあります。

もちろん窓のデザインもそうですが、もう1つ重要なのが窓をどうレイアウトするかです。

結論から言うと、窓のラインをそろえましょう

東側の窓のライン
東側の窓のライン

窓のラインをそろえたほうがいい理由

ではなぜ窓をレイアウトするとき、ラインをそろえるほうがいいのでしょうか?

それは美しいからです。完全に見栄えだけが理由。

窓のラインがそろっていない例

まずは窓のラインがそろっていない例を見てみましょう。

こちらの窓の配置を見て、違和感を持ちませんか?

西側の窓のラインがそろっていない(加工)

なんだかバラバラな印象ですよね(これは画像を加工してあえて窓のラインをそろわなくしたもの)。

となりの窓とラインがそろっていないので美しくないのです。

窓のラインがそろった例

窓のラインがそろうとどうなるかというと、次のようになります。

東側の窓のライン
東側の窓のライン

さきほどの「そろっていない例」と比べると、すっきりしていますよね。

窓のラインをそろえるのは難しい

窓のラインをそろえると美しい……という話をしましたが、実行するのはすごく難しいと思います。

なぜなら、窓は単なる飾りではないから。

窓には、次のように実用的な役割がありますよね。

窓の役割例
  • 光を取り入れて明るくする
  • 換気する
  • 風を通す
  • 外を見る

つまり、家の中にいるときは「機能」として窓の役割が大きいのです。

そのうえで、外から見たときの装飾として位置を考える……。

もしかすると機能としての窓の位置と、装飾としての窓の位置で折り合いがつかず、どちらかを妥協する可能性もあります。

我が家の窓のレイアウトを紹介

では最後に、我が家の窓のレイアウトを紹介します。

北から見た窓のレイアウト

まずは北から見た窓のレイアウト。

北側の窓のライン
北側の窓のライン

上下でそろっている窓ですが、厳密には微妙に合っていません。

なぜなら窓の種類が違うため、わずかに横幅が違うのです。

そこで、この上下の窓は真ん中でそろえています

はっきり言って自己満足です。上下の窓の大きさが違うことなんて、気づかないと思います(参考:YKK APの「ジョイント窓」)。

さらに言うと、玄関にある窓と、その右側にある窓もそろっていません。

玄関の窓は玄関ドアの高さにそろえています。

実はこの窓、ほかの窓の高さとラインをそろえると、この玄関ドアよりも20cmぐらい低くなってしまうので。

なお、我が家の玄関ドア「ヴェナート D30」はこちらで紹介しています。

南から見た窓のレイアウト

次は、南から見た窓のレイアウト。

南側の窓のライン
南側の窓のレイアウト

この2つは窓の種類が違うため、上側だけでそろえています。

たぶん、気づかれないと思いますが(笑)。

西から見た窓のレイアウト

そして、西から見た窓のレイアウト。

西側の窓のライン
西側の窓のライン

実はここも苦労しました。左下の2つの窓が浴室と洗面所なんです。

右側の勝手口や窓にそろえるため、けっこう高い位置についています。

ですが、結果的に「外からのぞかれる可能性」がなくなったのでよかったです。

東から見た窓のレイアウト

最後は、東から見た窓のレイアウト。

東側の窓のライン
東側の窓のレイアウト

こちらもそろえるのに苦労しました。

2階の窓は屋根裏収納の窓、1階の窓は左から「寝室」「トイレ」「玄関」です。

外からの見た目を考えずに設置すれば、こちらのようになっていました。

西側の窓のラインがそろっていない(加工)
西側の窓のラインがそろっていない例(加工)

本当はもう少し窓を大きくしようかと思っていたので。

でも、外から見たときにそろっているのを優先してよかったです。いつ見ても気持ちがいい。

最初は「あとで『窓を大きくしたらよかった』って思わないかな?」と心配しましたが、まったく気になりませんでした(笑)。

まとめ

しつこいぐらい言っていますが、窓のレイアウトを考えるときは窓のラインをそろえましょう。

おしゃれな外観になっても、窓のラインがそろっていないとすごく残念になりますから!

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